レトリックの本を610冊読んだ人オススメ
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>真剣にレトリックを学ぶなら最初に読む本
レトリックを
真剣に学ぶ
とき
最初
に読むオススメの本
『大学生のためのレトリック入門』
(速水博司/蒼丘書林)
ここがオススメ
まず
本が薄い
。125ページです。コンパクトにまとまっています。
「1つのレトリックをカンタンにまとめる」。そして「いろいろな例を出す」。必要に応じて「注意する点」などを示す。
構成としても優れて
います。
レトリックということばには、偏見もある。そのなかで、レトリックが
役に立つ
こと、
文学に限られない
こと、
いがいと日常
使っていることを示す。それによってレトリックというものに、別の考えかたを提案している。この本からよい印象を受ける、最大の理由です。
レトリックの例として載せるものが、
文学に限らない
多彩なものになっています。新聞記事とか、エッセイとか、標語とか、広告のキャッチコピーとか色々な分野から採用しています。レトリックを語ると、詩や小説だけになりがちな中で
文学に限らない
ものから例を多く集めようとしています。
900円+税なので、もし気に入らなくてもキズが浅くて済みます。
たぶん中古ではなく新本で手に入れることができます。人文関係の本では、新本が手に入るのが珍しいのが実状です。なので、それだけでオススメの理由になります。
ここがビミョー
良い意味でも悪い意味でも、
「ザ・教科書」
です。面白味とか、味わいとか、うるおいとか、そういったものは期待できません。
なので「勉強のため」だと覚悟して読まないと、レトリックが
嫌いになる
かもしれません。
レトリックに関する本を
他に読んだことがある
のなら、読む
メリットは小さい
本です。
レトリックの本を610冊読んだ人オススメ
ほかには?
順序立てた説得力ある伝え方をレトリックで習得する本
レポート・論文の書きかたをレトリックで身につける本
分かりやすい文章を書くためにレトリックを使うための本
美しい芸術的な文章をレトリックを踏まえて書くための本
あいまいな文になるのをレトリックで避ける本
近代日本のレトリックの歴史を知る本
明治以前の日本伝統のことばの技術をレトリックで知る本
レトリックを学ぶときの辞書にもなる本
《擬人法》《隠喩》のようなレトリック用語を解説する本
レトリックの本を610冊読んだ人とは?
ふき出しのレトリック
というサイトを2007年から作りつづけている。いちおう「balloon-rhetoric」という名前してあります。[
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]
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レトリックを「知恵袋」よりマシに
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